2025年02月28日

小夜の中山 浮世絵美術館「夢灯」

2月も最終日。
早いですね。

今月は、寒さが長引きましたが、
ここ数日は、
春の兆しも感じられますね。


さて、前回のブログでは、
粟ヶ岳に登ったお話でしたが、

その後に
小夜の中山 浮世絵美術館「夢灯」
行きました。

大河ドラマ『べらぼう』の影響からか、
結構な観客がいらしていました。


浮世絵で、最も有名なのは、
葛飾北斎の『冨嶽三十六景』でしょうか。

千円札の図柄にもなりましたね。


コチラは、美術館に展示されている
『冨嶽三十六景』

小夜の中山 浮世絵美術館「夢灯」

「遠江山中」と題されていますので、
掛川~日坂辺りから描かれたのでしょうか。

斜めに大きく描かれた角材と
その奥に鎮座する富士山の構図も面白い。


コチラは、歌川広重の『冨士三十六景』。

北斎の『冨嶽三十六景』を
意識した浮世絵とも言われています。

小夜の中山 浮世絵美術館「夢灯」


コチラは、歌川広重の『東海道五十三次』

小夜の中山 浮世絵美術館「夢灯」

2枚とも、同じ「日坂」の浮世絵ですが、
よく見ると 雰囲気が違いますよね。

小夜の中山 浮世絵美術館「夢灯」

色を変えることにより、
朝に見えたり、夕方に見えたり。

浮世絵ならではですね。

小夜の中山 浮世絵美術館「夢灯」

当時の浮世絵は、
1枚が蕎麦1杯くらいの値段と
言われています。

今で言うと、
雑誌を買う感じでしょうか。

絵画が一部の特権階級のモノではなく、
庶民も嗜むことができたんですね。

ですから、当時の庶民の文化レベルの
高さが伺えます。


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